あ、そうそう。
久々にビビッときた。くるりの新譜。
というか、いままでの未発表曲を集めたアルバム。
まずジャケがいい。やっぱり、なにかと電車。リスボンの街。
「心のなかの悪魔」を聞く。
イントローーー!
このギターの音が昔から好きなのよ。なんて言えばいいの?こういうの。
ギターだけ、インストを電車乗りながらぼーっと聴きたい。
で、岸田繁の声が入ってくるんだけど。ほんとはこのまま、ギターだけでいいんだけど。
人がぼーっとしてる時にも邪魔せず寄り添うやさしい声。
だんだん楽器が増えてきて、自分と対峙して沈みそうだったところを救われる。
このアルバムでいちばん好きだな。
色々すっ飛ばして最後の曲。「人間通」
ただぼーっとさせてくれるだけのひとたちではないのですよ。
なんなんだよ。ほんとに同じひと?
騒がしい方のこの感じ、高校の軽音やってた頃を思い出す。ドラムの音好きだなー。
これコピーしたかったな。かっこいいだろ。
けど、2分くらいあるアウトロのなかで
パンをギュイギュイ振ってくるのは酔うからやめてほしい。
レコーディング勉強してた時に、いっちゃん最初に覚えてぎゅいぎゅいやって遊んでた。
思わず笑ってしまった。たのしかったな。
聴きながらいままでを思い返すことが多かったので、
ほぼ自分の思い出話になってしまった。
岸田さんが自らライナーノーツを書いているので、
残りはそちらをじっくり読みながら聴きましょう。
『thaw』セルフライナーノーツ|くるり official|note